いや~、梅雨ですね。。。雨ですね。。。そしてカビですねΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
ということで、今回はカビの除去によく使われるカビキラーやカビハイター。
そんなカビキラーみたいなのを自作したいと思います。
カビキラーはメーカーの商品名なのでカビキラーを作るわけではないですが、『カビキラーみたいなやつ』を作ります。
せっかくなのでより強力なカビ除去力で、しかもかなり安くでできます。
カビキラーみたいなのを作るに至った経緯
お掃除のプロに教えてもらった
もともとはプロのお掃除屋さんに教えてもらったのがきっかけです。
『ダスキン』とか『おそうじ本舗』とか、そういったお掃除のプロです。
私、5年ほど前に仕事で自然豊かなところに住んでいたのですが、当時賃貸の一軒家に住んでました。
ただ三方が木々に囲まれた家で湿気がすごかったです。
普通に湿度80%とかありましたからΣ(゚Д゚)。
その分、カビの発生もすごく、日々カビとの戦いでした。
収納ベッドの天板裏が一面カビのお花畑になっていたこともΣ(゚∀゚ノ)ノキャー。
そこで色々とカビの除去や発生防止なんかも学びました。バクテリアなんかも使ったりして。
中でも風呂のカビ掃除が大変でした。
昔風の一軒家でお風呂は広かったのですが、壁はザラザラというかトゲトゲが波打ってるような壁で、そこに生えたカビの除去が大変。。。
ちなみにこんな感じの壁。
私、当時からカビキラーやカビハイターを愛用しており、その風呂掃除でもバンバン使っていました。なんせ広かったので。
が、結局、疲れたのと、どうしても所々の壁は白くならず、何度やってもグレー止まりでした。カビキラーではカビが除去しきれなかったんです。
そこでプロのお掃除業者に依頼しました。
まぁ、除去しても半年ほどでまた発生するので、結局2回ほどプロのお掃除業者に頼みました。
そして2回目の時に、少し仲良くなって自分でできるカビの除去について色々と教えていただきました。
それが安くて簡単にできるもので、自分でやっても風呂の壁が真っ白になりました。
使ったのは、薬局でも安くで売ってる『ブリーチ』や『ハイター』といった塩素系漂白剤です。
キッチン用や衣類用とありますが主成分は同じ『次亜塩素酸ナトリウム』です。
そして、カビキラーの主成分は、『次亜塩素酸塩と水酸化ナトリウム』です。
ちなみに次亜塩素酸と水酸化ナトリウムが反応したのが『次亜塩素酸ナトリウム』のようです。
ということで、『カビキラー』も『ブリーチ』や『ハイター』といった塩素系漂白剤も主成分は同じです。
プロのお掃除屋さんに曰く『カビキラーよりハイターの方が強力』とのことでした。
ハイターのような漂白剤を薄めて、それをアワアワにしたのがカビキラーといった感じです。
ちなみに当時、お風呂の壁に使うときはハイターの原液を食器用スポンジでペタペタ壁に押し込み泡状にしていくと教えてもらい実践しました。
原液はサラサラなので壁に留まりにくいですから、スポンジで泡立てるように壁にペタペタ・クチュクチュすり込んでいく感じです。
本当に強力で、カビキラーでも除去できなかったカビをキレイに除去できました。
そこから発展
上記のようなことを教えてもらった5年ほど前から、カビの除去にハイターやブリーチを使うようになりました。
といっても、強力なカビの除去に原液で使ったり、またカビが生えてきたお風呂の小物などをバケツに入れハイターを薄めてつけ置くのに使っていて、シュシュっと気軽に使えるカビキラーやカビハイターも併用して使ってました。
でもカビキラーもいっぱい使うと、結構高いですよね。
で、よく考えたら、成分が同じハイターを薄めてアワアワにしたらカビキラーみたいにシュシュっと気軽に使えるんじゃないかと。。。今更ながら思いました(^_^;)。
そしてカビキラーみたいなやつを作成することに。。。
大・大・大注意点!
作成の前にすごく大事な注意点があります。
これはカビキラーやブリーチ・ハイターといった塩素系全般に言えることで、ボトルにも書いてます。
まず塩素は人体に有害ですので取り扱いには十分に注意してください。
注意点の大きなところを言うと、
・酸性タイプと混ぜない!
※塩素自体が人体に有害なのですが、酸性のものと混ざると化学反応によりガス化が加速的に早まってしまい、塩素ガスが多量に発生します。
・換気を良くする
・手袋をする
・マスクをする
・ゴーグルをする
※目に入っても良くないので、特に目線より高い位置で使うときはゴーグルを付けるようにしましょう。
上記のように塩素系は人体に有害なものですので、今回のカビキラーみたいなものの作成も含め、自己責任でお願いします。
とはいえ、簡単に買えるものであり、すでに生活内に多くあるものでもありますので、取り扱いさえしっかりすれば問題ないとは思います。
自作に必要なもの
カビキラーみたいなのを作るのに必要なのは、
①『ブリーチ』や『ハイター』といった塩素系漂白剤
②水
③洗剤(食器用など)
この3つだけです。
分量については好みもありますが、私は、
①ブリーチ:100ml
②水:200ml
③洗剤:10ml
で作りました。
あとの動画にもしてますので、どのくらいの泡立ち具合いか参考にしてみてください。
水で5倍ぐらいに薄めても十分だと言うのもどこかで見たこともありますが、私はもともと原液で使っていたので濃いのが好みです。
ユニットバスのピンクカビくらいならもっと薄くていいと思います。
除去対象のカビの種類や量、そして好みで調整してください。
あと洗剤によっては、同じ量でも泡立ち具合が違ったので、ご注意を。
自作は、とにかく安い!
カビキラーみたいなのを自作すると、とにかく激安です。
5倍位に薄めると普通のサイズのボトル(400ml)ぐらいなら10円・20円ぐらいでできると思います。
私みたいに濃くしても40円・50円ぐらいだと思います。
ザックリですが(^_^;)。
あと『ブリーチ』や『ハイター』といった塩素系漂白剤はドラッグストアでも買えますが、ダイソーなどの100円ショップでも買えます。100均のは一回り小さいボトルにはなりますが。
ちなみに100円ショップでもカビキラーみたいなのを売っていますが、カビキラーより弱いです。
昔は成分に次亜塩素酸ナトリウムの含有%を書いてたように思うのですが、今は書いていないですね。100均もカビキラーも。。。
昔見た記憶では、確か100均は半分のパーセンテージだったように記憶してます。2%と1%とかだったような。。。いや1%と0.5%だったか。。。まぁ、それぐらいです。
自作カビキラー(みたいなの)の実力
今回はお風呂2箇所のカビ除去を行いました。
●ボトルラック
ボディーソープやシャンプーなどを入れるボトルラックについたピンクカビがターゲットです。
除去前
除去後
綺麗サッパリとカビの除去ができました。
●壁に貼った鏡の下
自分で壁に貼り付けた鏡なんですが、下はピンクと黒いカビが結構濃かったです。
除去前
除去後
壁なんで、泡の粘りが問われる箇所でしたが、しっかりカビを除去してくれました。
カビ取りスプレーとしてしっかり仕事をしてくれました(^^)。
ちなみに右の方にカビが残ってるように見えますが、鏡の接着剤です(^_^;)。
自作&使用動画
カビキラーみたいなものの作成と使用したところを動画撮影しました。
泡立ち具合いなど参考になればと。
新型コロナウィルス対策にも?
この『ブリーチ』や『ハイター』といった塩素系漂白剤は、最近テレビで新型コロナウィルスに対する消毒の1つとして度々登場する次亜塩素酸ナトリウムです。
ウィルス対策の消毒として使う場合は、かなり薄めて使うようです。500mlだったか1Lだったかペットボトル1本に対してキャップ1杯分とか。
その場合もアルコールのように、手など体の消毒には使えません。手すりとかモノに使う用途なので注意してくださいね。
ちなみにカビ除去スプレー作成の場合は、そんなに薄めるとカビは除去できません。
浸け置きならいいかもしれませんが。
あとコロナ消毒でよく聞く『次亜塩素酸ナトリウム』の他に『次亜塩素酸水』というのもありますが、全く別物ですのでご注意くださいね。