電気工事まったくのド素人の私が、平成30年度上期 第二種電気工事士免許の受験をし、みごと合格することができましたヽ(=´▽`=)ノ。
で、ここでは電気工事士試験の合格に使った時間や教材、そして私がした勉強方法など、サラッと書いちゃいます。
参考になればいいのですが(^_^;)。
第二種電気工事士免許を取得する目的
今回、第二種電気工事士の免許を取ろうとしたきっかけは、自宅の電気工事です。
具体的には、
・200VのIHコンロ用に、キッチンの電源を100Vから200Vへ切り替えるための電源工事をしたい。
・お風呂のスイッチが照明と換気扇が一体になっていたので、照明と換気扇を別々のスイッチにしたかった。
この2つです。
といっても、賃貸なんで、大家さんの了解をもらわないといけないんですけどね(^_^;)。
あと副業で電気工事の仕事ができたらいいかなぁ~なんて、軽~いノリで第二種電気工事士を受験することに。
試験勉強に要した時間
私は元々、中・高と試験は一夜漬けで勉強するタイプでしたが、今回も結構ギリギリで始めたような。。。(;・∀・)
【筆記試験】
試験日の3週間前から勉強を始めました。
といっても間、1週間は全く何もしなかったので、実質2週間です。
【技能試験】
試験日の1週間前から、ゆるーく教本を読み始めました。
そして、実際に工具や具材を使って練習したのは2日前からでした(;・∀・)。
このあと、簡単に私が勉強した方法や使った教材を書いてきます。
筆記試験の勉強
40歳超えての何十年ぶりかというぐらいの試験勉強で、ちゃんと脳が働くか心配でした。
でも、先に筆記試験の結果から言うと、50問中3問間違えて、94点でした。
自分でも、まだ意外といけるなぁ~と、若干びっくりです(^_^;)。
まぁ、勉強初期は、あまりに頭に入らないので、脳細胞がだいぶ死んでるなぁ~と、落ち込みましたが(゜∀。)ワヒャ!
使った参考書
使った教材はこの『第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編』って本です。
この教本に決める前は『ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格』ってのと迷っていたんですが、評価などを見ると、どちらもしっかりしていそうで評価も高かったのですが、強いて言うなら『第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編』の方が細かく説明されていそうだったのと、決めてはサイズです。
『ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格』はA4版のサイズなんで少し大きいかなと。
持ち歩くこともあるかもしれないのと収納面で、小さいB5版サイズの『第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編』にしました。
ちなみに私はアマゾンで買いました。
この教本は合格するための効率のいい勉強ポイントも最初に書いてるので、全体のイメージがつかみやすかったです。
勉強方法
勉強期間は、実質2週間でしたが、今回の教本『第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編』を3回読み直しました。
といっても全部読んだのは、1巡目だけですが。
そして仕上げは教本に付属していた過去問題2回分をしました。
(特に過去問題集は買っていません)
【1巡目】
とりあえず最初っから全部読んでいきました。
教本の『筆記試験に合格するためのポイント!』に書いてた『初めのうちは「聞いたことがない」「わからない」ものだらけでも大丈夫。小さなことは気にせずドンドン進める!』を信じて、分からないとこがあっても、とりあえずドンドン進みました。
実際、初耳が多かったので、全然覚えきれませんΣ(゚Д゚)。
そして『項目ごとにある練習問題』も解きながら。
この練習問題は、その該当する項目を読んだ直後の問題なんで、結構簡単にスラスラ解けるのですが。。。あとあと。。。
【2巡目】
1巡目をゆっくりしたせいで、2巡目に入ったときには残り4日でしたΣ(゚Д゚)。
そして、1巡目で覚えたつもりになってた内容も、スラスラ解けてた『項目ごとにある練習問題』も、初めまして!なぐらい忘れてる(;・∀・)。
やばい!やっぱ年齢と共に脳が。。。(;・∀・) (;・∀・)
ま、でも筆記試験日まで時間がなかったので、とりあえず2巡目では、各項目ごとの冒頭にある『ここがポイント』だけを読んで思い出しながら『項目ごとにある練習問題』を説いていくという方法にしました。
ちなみに『ここがポイント』はこんな感じで載っています。
分かりにくいところは、『ここがポイント』以外の本文の内容も見て。
このとき、練習問題に対する解答や本文を見直しても、
・完全に忘れてるとこ
・間違えやすいとこ
を箇条書きでメモしていきました。
筆記試験直前に見直せるように。
最終的には15項目ぐらいになりました。
【3巡目】
3巡目は試験前日でした。(;・∀・)あせあせ。。。
そして3巡目は、完全に忘れてるとこ・間違えやすいとこを書き出したメモに目を通した上で『項目ごとにある練習問題』だけをやっていきました。
このとき、問題がスラスラほどではないにしろ、意外にも解けるので、自分でも驚きながら自信にもなっていきました(・∀・)。
まぁ、いっても同じ問題が3回目ですからね(^_^;)。
このときも、覚えきれてなかった部分をメモに足していきました。
【仕上げは過去問題】
今回の教本『第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編』には過去問題が2回分付いていたので、それをやりました。
特に過去問題集は買わなかったです。
ちなみに過去問するときには、既に深夜2時ぐらいだったので1回分だけして、とりあえず寝て、残り1回分は試験当日にしました。寝不足の中(。-ω-)zzz。
そして筆記試験会場では、メモしていた15項目程を読み返して試験に挑みました。
で、翌日の解答発表で自己採点したところ3問間違いで94点でした。ヽ(´ー`)ノバンザ~イ!
ちなみに間違った3問の内、2問はリングスリーブに押す刻印で、すっかり勉強から抜けていました。
あとで教本を見るとしっかり書いてたんですけどね(;・∀・)。
あと1問はケーブルの名称を深読みしすぎて間違えました。
まぁ、ざっくりと覚えていたので(^_^;)
技能試験の勉強
第二種電気工事士の技能試験は40分という作業時間との戦いと聞いていたので、時間短縮のためにいろいろと工具や具材などを選択しました。
使った教材・工具・具材
【参考書】
教本は特に深く考えずに、筆記試験に合わせようと思って、同じシリーズの『第二種電気工事士試験完全攻略 技能試験編』にしました。
他の教本は知りませんが、この教本は施工手順や欠陥例も写真がいっぱいで分かりやすかったです。
これも私はAmazonで買いました。
【工具】
技能試験にあたって買った工具は『ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット P-958VVFストリッパー P-737リングスリーブ用圧着工具入組 DK-18-2018』ってのです。
配線加工の練習や試験当日も思い知りましたが、『P-958VVFストリッパー』って、かなり使い勝手がいいです。もちろんど素人な私には作業時間の短縮にもなりました。
『P-737リングスリーブ用圧着工具』は大サイズのリングスリーブには使えませんが、試験にはちょうどいいサイズで使いやすかったです。
これもAmazonで買いました。
ついでにこんな『ホーザン(HOZAN) 合格クリップ 圧着作業前に接続の事前確認ができ、誤接続を防ぐことができる 入数:10個 専用ホルダー付 P-926』ってのも買いました。
配線を仮止めしておくクリップですね。
これは、なくてもいいかもですが、なかなか使えました。見直し確認しながら作業が出来るので、あるに越したことはないかと。
これもAmazonです。
【器具・電線】
具材は、『準備万端 (1回練習分) 平成30年度 第二種電気工事士技能試験練習用材料 「全13問分の器具・電線セット」』を購入。
具材はまぁ、普通だと思うんですが、これに付属してたおまけ『DVDセット上巻の「基本作業と作業時短のコツ、試験注意事項を解説」と下巻の「候補問題全13問を徹底解説」』が良かったです。
中でも上巻の『作業時短のコツ』がめっちゃ良かったです。
こんな『3-4式結線術』なんてのもあって。
おかげで複線図を書かずに作業できるようになりました。
もちろん、かなりの時間短縮に(・∀・)。
これも私はAmazonで買いました。
勉強方法
【1週間前】
第二種電気工事士技能試験日の1週間ぐらい前から『第二種電気工事士試験完全攻略 技能試験編』を読み、基本的な作業方法や欠陥例を覚えていきました。
まぁ、ザックリとですが(^_^;)。
【3日前】
3日前に課題13問分一通りの配線図を書き出し。
【2日前】
2日前に具材に付属していたDVDを見て、作業イメージを頭にインプット。
この時、DVDの中に『作業時短のコツ』で『3-4式結線術』なんてのもあって複線図を書かないでやることを決意(-ω☆)。
前日の課題13問分一通りの配線図を書き出しが無駄だったのではと一瞬思ったけど、まぁ、複線図の基本は知っておいた方がベターだと自分をなぐさめて(;・∀・)。
それと具材に配線加工の練習用の切れ端も付いていたので、ここで初めて工具を使って施工練習。
ケーブルや電線の切断や外装被膜の剥ぎ取り、心線の輪作り、ランプレセプタクル・露出型コンセントへの結線などを練習しました。
この時『P-958VVFストリッパー』の使いやすさ・速さを実感(・∀・)。
【1日前】
技能試験前日にやっと施工練習本番。
これは13問分をやったので1日作業でした。
まぁ、午後スタートで、途中休憩もしましたが。
そして、ストップウォッチで作業時間を図りながら、『3-4式結線術』で複線図を書かずにやったんですが、なんと初っ端の1問目で5分くらい時間が余ってしまったΣ(゚Д゚)。
自分でもびっくりしたけど、『俺すげ~』と自画自賛しながら。
まぁ、そんな感じで、後半は意識もうろうとしながら、なんとか13問やり遂げました。深夜まで(。-ω-)zzz
5分~多いときは15分も時間が余ったりしながら(・∀・)。
ちなみに作業練習中の様子。
散らかってますね~(;・∀・)。
で、技能試験当日も、合格クリップを使って配線などじっくり確認しながらでしたが、時間が10分余りましたヽ(=´▽`=)ノ。
第二種電気工事士免許取得のために買ったものまとめ
筆記試験
まず筆記試験のために買ったのはこの参考書『第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編』だけです。
技能試験
技能試験のために買ったのは、以下のものです。
参考書
教材として『第二種電気工事士試験完全攻略 技能試験編』
工具
あと工具は、『ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット P-958VVFストリッパー P-737リングスリーブ用圧着工具入組 DK-18-2018』
ホントこの『P-958VVFストリッパー』って、かなり使い勝手が良かったです。ど素人な私にはかなりの作業時間の短縮になったと思います。
とおまけの『合格クリップ』
器具・電線
練習用の器具・電線として、『準備万端 (1回練習分) 平成30年度 第二種電気工事士技能試験練習用材料 「全13問分の器具・電線セット」』