意外と知らない外壁塗装の費用について
こんにちは。今回は外壁塗装について取り上げていきたいと思います。
まず、外壁塗装とは何なのかについて説明します。外壁塗装とは、紫外線や雨風による腐食・劣化から家を守るために行う塗装です。酸性雨などの被害を抑制すると共に、カラーリングなどで外観を綺麗に見せられるデザイン的な役割にも期待できます。
外壁塗装にかかる費用に関しては、はっきりしていないことが非常に多いです。同じ工事でも業者によって価格帯がばらばらですし、業者からの見積もりが正しいものなのかどうかなのかどうかや、その工事の項目ほ本当に必要なのかも素人の私たちにはよくわからないと思います。ですのでここからは、外壁塗装でかかるおおよその費用と、失敗しないためのポイントをお伝えしようと思います。
上記でかかる費用ははっきりしていないと申しましたが、それは見積もりの話であり、外壁塗装自体の相場はある程度決まっています。その金額は、建築面積延べ床面積㎡×塗装単価円/㎡という計算式で計算することができます。
しかしこの計算式で出る金額は、あくまでもだいたいの費用のため、正確にこの値段で工事が行われるわけではありません。本当にかかる外壁塗装費用は、家の状態や環境、壁の状態がそれぞれの物件で違うため、そう簡単には算出できません。
今外壁塗装を考えている物件の本当の相場を調べるには、その物件の外壁塗装の見積もりを複数の業者から行うことが必要になってきます。この見積もりを平均した金額こそが、あなたの物件で外壁塗装をするのにかかる相場価格になります。
この複数の業者から見積もりをとるというのが、失敗しないために最も重要なことになります。何故なら、1つの業者に決めうちしてしまうと、自分の物件の本当の相場が分からないため、高い金額を支払ってしまうケースも少なくないからです。
私も昔外壁塗装をしたのですが、最初に見積もりをお願いした業者よりも、後から見積もりをとった2社の方が値段が安かったという経験があるため、損をしないためにも、ちゃんと見積もりをとることをオススメします。
最近ではインターネットのサイトで必要な項目を入力するだけで、複数の業者から一括見積もりしてをしてもらえるというサービスもあるので非常に便利です。このサービスを利用してみたら顕著にわかるのですが、業者によって、かかる費用の差に大きな開きがあると思います。
こういったサービスは無料で使えるため、気軽に利用することができます。入力に5分程度かかるので、少しめんどくさく感じてしまうかもしれませんが、お住まいの地域に合った業者を一括で複数見積もりしてもらえるサービスは、損をしないためにも非常にありがたいサービスだと私は思います。
外壁塗装工事だけにとどまらず、住宅のリフォームに関するトラブルは結構多くみられます。外壁塗装をお考えの皆様は、是非この記事を参考にして、損をしないよう見積もりをとってみてください。
我が家の外壁塗装の見積もり
私の実家は築25年程の鉄筋二階建ての住宅です。
その当時はとても流行していたのか、外装はへーベルで基礎もとてもしっかりとされた家だと思います。
結婚と同時に建てられていた為、どの様な外壁塗装にするかとか、家の間取りなども私は全く関与させてもらう事が出来ずにお任せしたというかたちになります。
最初に、建てられた時は淡いピンクよりのベージュの外壁塗装がされていました。
とても優しい色合いで気に入っていました。
しかし、年数が経つにつれ色合いも雨風の為ややくすんできました。
そして、年数とともに少しずつ塗装面に亀裂なども見られる様になってきました。
そこで、家を建ててから15年程経った所で、ます一度外壁塗装をして頂く計画をたてることになりました。
その時は、家を建てて貰った建築業者さんではなくて、お知り合いの塗装屋さんに個人的にお願いをして外壁塗装工事をして頂きました。
最初に特にしっかりとした見積もりは無かったです。
大体、これ位かかります。
と言うようなかなり大まかな話だけで工事を始めてもらいました。
その当時でも、新聞折り込み広告などに掲載されていた値段は30万円位はしたと思いますが、知り合いの方ということで、破格の値段で引き受けて下さいました。
二階建ての家を、かなり時間をかけて丁寧に塗装面もしっかり分厚く塗って下さって20万円程で工事して下さいました。
それがまず一回目の外壁塗装でした。
本当に申し訳ないほどの破格値でした。
それから10年程か過ぎ、またそろそろ外壁面が気になる頃になりました。
以前はお知り合いの塗装屋さんでしたが、最近は疎遠になってしまっている為に、次にもお願い出来るのかどうかがわかりません。
その為に、家の他の工事をお願いした業者さんに見積もりをお願いしてみました。
それ以外にも新聞折り込みチラシの業者さんにもチラッとお話しを伺いました。
まず、広告業者さんは、家の立地を聞かれました。
家の真ん前が車の比較的よく通る道路です。
その為に、工事中も色々と大変だということで、外壁塗装する為の足場作りもなかなか困難をきわめると言うお話しでした。
工事にくる車などの置き場所なども大変ですし、すんなり工事しにくいというのも値段に上乗せされるかの様なお話しでした。
塗装にみえる職人さんの人数とかかった日にちにもよるそうですが、ザッと見積もって50万円以上とかいうお話しでした。
他の工事でお世話になった業者さんは、比較的親切なお話しでした。
ただ、年数が経っている為に、雨もりや雨の染み込みのない様に念入りに工事を…というお話しでした。
そうなると、ただ単に外壁塗装だけに終わらずに、もう少し大規模な家の補修工事になるような気がします。
それを考えると、呈示された大まかな見積もり金額プラス、実質工事をしてみてからしかわからない状態へのプラスαな費用がかかってくるのではないかと心配になっています。
今の所の見積もりは50万円ほどですが、色々な事を考慮するとちょっと悩んでしまいます。
外壁塗装の見積もり方と費用
初めて外壁塗装をしようと考えられている人はどこの業者に頼めばいいのか、一体どれくらいの費用がかかるのか、など不安に思われる点をいくつかお持ちなのではないでしょうか?そこで今回は外壁塗装の費用はどうやって見積もられるのか、一般的な見積もり金額はどれくらいか、失敗しない業者の選び方についてお話していきたいと思います。
まず、外壁塗装をする前にどのような計算でその費用を決めているのでしょうか?もしかすると皆さんの中には家の建坪によって見積もり計算が行われていると思っておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。
ではいったい何をどのようにして見積もりをおこなっているかというとポイントとなってくるのは家の外壁の面積です。
よく大まかな値段を知るために坪数でおおよその価格表示をしますがこれも家の形状によっては同じ坪数でもとても大きな差が生じます。
登総面積は家の外周を壁の高さで掛けるとおおよその数値を知ることが出来るのでぜひ試してみてください。
また外壁の面積以外にも塗装費用に影響してくるポイントがいくつかあります。
木部や鉄部の傷み方が激しければ研磨作業の手間もかかり、塗装の吸い込み度も上がるので、重ね塗りをより多くする必要があり時間と労力を要すことになります。
また傷みが度を越している場合塗装だけではまかなえず、大工や板金屋がはいることもありほかの職人が入る分お金がかかります。
窓が木製か、アルミサッシかによっても木製の場合には塗装が必要であり、アルミサッシの場合には塗装が不要なので金額が変わります。
さらに、外壁の種類によっても値段が変わってきます。
平らなツルツルとした壁と、デコボコが激しいザラザラな壁では塗料の使用量が大きく変わってきますので、前者の壁の方が費用は安くなります。
ほかにも、足場の組みやすさでも値段が変わり、隣の家との境界が狭く作業が困難な家では足場屋さんによっては狭所作業費用といった費用を追加するところもあります。
見積もりをする際にここで紹介したポイントについて一度チェックしてみてください。
それでは一般に外壁塗装にどれくらいの費用がかかっているのでしょうか?雨が侵入しないつなぎ目の部分の補修程度ならば30万前後が中心になっています。
それ以降は塗装の度合いにもよりますが、一番多い価格帯としては、80~120万円程度です。
家が大きく外壁すべてを塗装するとなれば120万を超える場合もありますがごく一般的な家庭ではこれくらいの値段が相場だと思われます。
もしも業者がこれよりも高額の値段を請求してきたらほかの業者にあたってみることをお勧めします。
最後に外壁塗装をする時の業者の選び方について書いていきたいと思います。
ポイントは3点です。
1つ目は代表者が大臣のしくは県知事認定の塗装技能士資格を持っていること。
2つ目は県知事および国土交通大臣認可の塗装工事業の認可を得ていること。
3つ目は代表者が職人で会社創業10年以上であることです。
これはあくまで目安ですので参考にしてみてください。
また、これらの条件に当てはまっているといって一つの業者しか見ずに決めてしまうのではなくいくつかの業者とで比較して検討してみてください。